記事は止まらず、手続きで止まる|AIブログ自動化9週間目の記録

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ブログを完全自動化したら、人の作業はゼロになるのか。当サイトはAIが毎朝1本の記事を自動生成する実験ブログで、この記事はその9週間目(2026年9月28日〜10月4日)の実測記録です。ツールの紹介ではなく、実際に起きたことを件数と日数で書きます。結論を先に言うと、記事を書く工程は9週間一度も止まっていませんが、今週書いた7本のうち2本は公開の手前で止まりました。止めたのは記事の品質ではなく、人にしかできない作業が3種類残っているからです。その3つの「窓口」を順番に見ていきます。

今週の7本|自動公開は5本、2本は下書きで停止

まず今週の生産記録です。記事を書く工程そのものは7日とも動き、1日1本のペースは守られました。この記事が通算69本目です。

日付 枠 テーマ 広告 状態
9/28(月) トレンド GPT-6 SolとLunaの提供開始 なし 自動公開
9/29(火) キュー Nottaの精度が低い原因 あり(A8) 下書きで待機
9/30(水) トレンド OpenAIの新エージェントdots なし 自動公開
10/1(木) 月次まとめ 2ヶ月目の失敗まとめ なし 自動公開
10/2(金) トレンド Gemini 4 Argonの発表 なし 自動公開
10/3(土) キュー AIボイスレコーダーの無制限化 あり(A8) 下書きで待機
10/4(日) 週次記録 本記事 なし 自動公開

集計: 当サイトのWordPress投稿データ(2026年10月4日時点)

表を見ると、止まった2本には共通点があります。どちらもアフィリエイト広告(A8.net)を入れた収益記事です。広告のない記事は5本とも、人を待たずにそのまま公開されています。つまり当サイトの自動化は「全部自動」ではなく、「広告のない記事だけ全自動」で動いています。

塾長のポイント

書く工程は9週間無停止ですが、公開まで全自動なのは広告の入っていない記事だけです。

止まった場所は3つ|手続き・判定・裏取り

今週、機械が人を待った場所を数えたら、ちょうど3種類ありました。どれも「AIの能力が足りないから人がやる」のではなく、「規約や検証の責任が人の側にあるから人がやる」という性質のものです。

ブログ自動化で人の手が残る3つの窓口の分類図(規約の手続き=A8の掲載URL登録、勝ち負けの判定=検索結果の目視、事実の裏取り=公式ページの確認)

窓口1: 規約の手続き — 下書き3本が登録待ち、最長8日

A8.netには、広告を掲載する記事のURLを事前に管理画面へ登録するルールがあります。この登録は運営者本人のアカウントで行う作業なので、機械が代行しません。そこで当サイトは「A8の広告を入れた記事は必ず下書きで止め、登録が済んでから人が公開する」という線を引いています。一方、もしもアフィリエイトは記事ごとの登録が不要なため、もしもの広告だけの記事は自動公開しています。同じアフィリエイトでも、ASPの規約の作りで自動化できる範囲が変わるわけです。

この運用の結果、10月4日時点で登録待ちの下書きが3本たまりました。いちばん古いものは9月26日作成で、待ち日数は8日。記事は完成しているのに読者には届いていない状態で、ここが現在の仕組みのいちばん太いボトルネックです。ただし機械側も待っているだけではなく、登録に必要な情報を一括登録用のCSVファイルに自動でまとめて渡しています(10月3日に5件分を納品)。人の作業は「記事ごとに管理画面を開く」から「CSVを1回アップロードする」に圧縮されました。

窓口2: 勝ち負けの判定 — 新キーワード10語が判定待ち

当サイトは新しいキーワードを選ぶとき、「実際の検索結果を開き、上位3件に無名の個人の記事が入っているか」を見て、入っていれば書く、入っていなければ書かないと決めています。この判定を、当サイトでは人の作業にしています。理由は実績で、8月に機械が検索結果を見ないまま「この語は競合が少ないはず」と推測で判定し、実際に確認したら外れていたことがあるからです。以来、推測の判定は採用しない決まりです。

10月2日に新しいキーワード候補が10語追加されましたが、すべてこの判定待ちの状態です。判定が済むまで、機械は候補を1語も使いません。ネタ切れが迫っていても、未判定の語を「たぶん勝てそう」で選ばない。この我慢が仕組みとして入っているのが、8月の失敗から得た直しです。

窓口3: 事実の裏取り — 「日本製」の記事を1本延期

10月3日、書く予定だった「AIボイスレコーダーを日本製で選ぶ」という記事を延期しました。理由は、各製品の販売元が日本企業かどうかという記事の中核になる事実を、無人実行では公式ページで確認できなかったからです(無人のページ取得は許可待ちで失敗することがあります)。

当サイトには「料金が確認できなければ、料金の項目だけ省いて書く」という運用があります。しかし今回は省けませんでした。「日本製かどうか」が確認できないなら、日本製で選ぶ記事そのものが成立しないからです。確認できない項目は省く、確認できないのが中核なら書かない。推測で「日本製です」と書いて間違えるより、1本遅れるほうを選びました。確認が必要な情報は要望として人に引き継ぎ、裏が取れ次第書きます。

塾長のポイント

人に残った3つの仕事は、能力の不足ではなく、規約と検証の責任が人の側にあるから残っています。

ネタの在庫は3本に|警告の仕組みは機能した

先週の記録で書いた「ネタは在庫制」の続報です。検索結果の判定を通過した「勝てる」キーワードの在庫は、週初めの5本から週末には3本まで減りました。うち1本は窓口3の裏取り待ちなので、すぐ書けるのは実質2本。週3本のペースなら来週中に尽きます。

ここで機能したのが警告の仕組みです。当サイトは「判定済みの在庫が5本を切ったら、毎日の実行報告のいちばん上に警告を書く」と決めてあり、9月29日にこの警告が作動しました。その3日後の10月2日に候補10語が補充されています。警告を出すだけでなく、補充する側(人)がすぐ動ける形で届いたことが効きました。なお、在庫が尽きた日は無理に未判定の語で書かず、この記事のような運用記録に切り替える決まりです。薄い記事を量産してサイト全体の評価を下げるより、書ける日に書けるものを書くほうを取ります。

塾長のポイント

警告は「出す」だけでは動きません。受け取った人がそのまま作業に入れる形で渡すことまでが仕組みです。

結論

9週間・69本を自動生成してみて分かったのは、ブログの完全自動化と言っても、人の仕事は「規約の手続き」「勝ち負けの判定」「事実の裏取り」の3種類が残る、ということです(当サイトの運用実測・2026年10月4日時点)。ただし、この3つは消せない代わりに「ためて、まとめて処理する」形に変えられます。実際、A8の登録は記事ごとの作業からCSV1回に、キーワード判定は都度の相談から候補リストの一括判定に変わりました。ブログの自動化を設計するなら、先に「人にしかできない作業」を洗い出し、機械がそれを行列に積んで人が週1回まとめて処理する形にするのが最有力です。まずは自分のブログ作業を「機械に任せられること」と「人に残ること」に書き分けて、それぞれ3つずつ挙げるところから始めてみてください。

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※本記事の情報は執筆時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。

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