「生成AIを仕事に取り入れたいけれど、いきなり課金するのは怖い。無料でどこまでできるのか先に知りたい」。この記事は、そんな方のために書いています。
本記事では、当サイトが公式サイトの料金ページで数値を確認できた8つのツール(ChatGPT / Claude / Gamma / ElevenLabs / Notta / オートメモ / Shodo / Catchy)の無料プランだけを比較します。Geminiなど、無料枠の数値を公式ページで確認できていないツールは、あえて対象に含めていません。確認できた数字だけで判断できるようにするためです。
結論を先に言うと、毎日使うチャット用途ならChatGPTの無料版が最有力、文字起こしや校正のような「決まった作業」は各ツールの月間無料枠で意外なほど足ります。その根拠になる数字を順番に確認していきます。
無料プランは「3つの型」で見ると選びやすい
8ツールの無料プランを並べて分かったのは、無料枠の仕組みが3つの型に分かれることです。どの型かで「無料のままいけるか」の答えが変わります。
- 実質無制限型 — 使う回数に上限がないもの。現在はChatGPT無料版のテキストチャットがこれに当たります(2026年8月6日のOpenAI発表で、無料ユーザーのテキストチャットが無制限になりました。ただしファイルアップロードや画像生成などツール系の上限は残っています)。
- 月間リセット型 — 「月120分」「毎月10クレジット」のように月ごとの枠が決まっていて、翌月また使えるもの。NottaやElevenLabs、Catchy、Shodoがこの型です。月の使用量が枠に収まるなら、ずっと無料で使い続けられます。
- 初回付与型 — 登録時にまとまったクレジットをもらい、使い切ったら終わりのもの。Gammaがこの型です(サインアップ時に400クレジット。毎月の付与はありません)。継続利用ではなく「品質を確かめるお試し」と割り切るのが正解です。

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無料枠が「毎月リセットされるか、初回だけか」を最初に確認すると、課金の判断を焦らずに済みます。
チャットAI(ChatGPT・Claude)の無料プランはどこまで使えるか
まず、いちばん利用者が多いチャットAIの2つです。
| ツール | 無料プランでできること | 無料の主な制限 | 有料の最安プラン |
|---|---|---|---|
| ChatGPT | テキストチャット無制限(標準モデルはGPT-5.6 Luna)。じっくり考えさせる「Think」ボタンも利用可 | ファイルアップロード・画像生成などツール系には上限が残る | Plus 月20ドル |
| Claude | 0ドルでチャット利用可 | 5時間ごとのセッション制限と週単位の制限あり(具体的な回数は公式に記載なし) | Pro 月20ドル(月払い) |
料金は2026年8月3日時点の公式料金ページ、ChatGPT無料版の無制限化は2026年8月6日のOpenAI公式発表で確認。いずれも米ドル表記です。
ポイントは、テキストで相談する使い方に限れば、ChatGPTの無料版に回数の壁がなくなったことです。「無料だと途中で止まるのでは」という心配は、テキストチャットに関してはもう不要です。一方で、日々の運用に画像生成やファイル解析を組み込みたい場合は、上限のあるツール系機能に依存するため、使用量を見てからPlus(月20ドル)を検討する流れが自然です。
作業特化型AIツール6つの無料枠を比較
次に、資料作成・音声・文字起こし・校正・ライティングの各分野で、公式ページの数値が確認できた6ツールです。
| ツール(用途) | 無料枠 | 無料の主な制限 | 有料の最安プラン |
|---|---|---|---|
| Gamma(プレゼン資料作成) | サインアップ時に400クレジット(初回のみ)。クレジットカード登録不要 | 1プロンプトで最大10枚まで | Plus 月払い1,800円/ユーザー/月 |
| ElevenLabs(音声合成) | 月10,000クレジット(テキスト読み上げ約10分) | 商用ライセンスの表記は公式料金ページではスターター以上のみ | スターター 月6ドル(米ドル・税別) |
| Notta(文字起こし) | 月120分 | 1回の録音は3分まで | プレミアム 年14,220円(税込・12ヶ月一括。月あたり1,185円) |
| オートメモ(文字起こし) | お試しプランで月1時間 | データの閲覧期間が7日間 | プレミアム 月1,480円(税込・初月無料) |
| Shodo(AI校正) | 0円で永年利用可。文章校正は1回1万文字まで | 生成AI校正には週間の回数制限あり | プレミアム 月1,000円(税込) |
| Catchy(AIライティング) | 毎月10クレジット。100種類以上の生成ツールを利用可 | プロジェクトは1つまで | Starter 月3,000円〜(公式サイト表示価格) |
確認日: Gamma・ElevenLabsは2026年8月12日 / Notta・オートメモは2026年8月6日 / Shodoは2026年8月8日 / Catchyは2026年8月7日(いずれも公式料金ページ・公式ストアで確認)。ElevenLabsの価格は米ドル・税別です。
この表で注目してほしいのは、月間リセット型の枠の「実用度」です。たとえば文字起こしなら、Nottaの月120分は音声メモや口述の書き起こしには十分な量ですが、1回3分の録音制限があるため、長い会議を丸ごと録って文字にする使い方には有料プランが必要です。校正のShodoは1回1万文字まで無料なので、当サイトの記事(1本2,000〜4,000字)のような文章なら1本まるごと無料で校正できます。一方、Gammaの400クレジットは初回だけなので、「本命の資料を1〜2本作って品質を見る」ために使うのが賢い使い方です。
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月間リセット型の無料枠は「月に何分・何回使うか」を先に数えると、課金が必要かどうか一目で分かります。
無料のままでいける人、課金したほうがいい人
ここまでの数字から、判定基準を出します。
- 調べもの・文章の相談が中心なら、無料のままでいけます。ChatGPT無料版のテキストチャットに上限がないためです。
- 文字起こしが月2時間以内なら、無料のままでいけます。Nottaの月120分で収まります。ただし1回3分の録音制限があるので、長い会議の録音をまとめて処理したい人は有料プランの検討が必要です。
- ブログや文書の校正が目的なら、まず無料で十分です。Shodoは1回1万文字まで永年無料で使えます。
- 毎日決まった作業をAIに任せたい人は、課金を前提にしたほうが早いです。月間の無料枠は「たまに使う」を想定した量で、毎日の業務量には届かないことが多いためです。
ひとつ当サイトの実例を挙げると、当サイトは2026年7月31日の開設以来、この記事を含めて26本の記事をすべてAIで自動生成してきました。毎日決まった量の仕事をAIに任せるこの運用は無料枠では収まらないため有料の仕組みを使っていますが、逆に「月に数回、資料や議事録を作る」程度なら、上の表の無料枠で収まるはずです。まず無料で試し、足りなくなった作業だけ課金する。この順番なら失敗がありません。
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課金は「無料枠に実際にぶつかってから」で遅くありません。先に払う理由は、ほとんどの場合ないのです。
よくある質問
ChatGPTの無料版に回数制限はありますか?
テキストチャットにはありません。2026年8月6日のOpenAI公式発表で、無料ユーザーのテキストチャットが無制限になりました(不正利用対策のガードレールはあります)。ただし、ファイルアップロードや画像生成などのツール系機能には引き続き上限があります。
無料枠は毎月リセットされますか?
ツールによります。Nottaの月120分、ElevenLabsの月10,000クレジット、Catchyの毎月10クレジットは月ごとにリセットされる月間リセット型です。一方、Gammaの400クレジットはサインアップ時の初回付与のみで、毎月の付与はありません(2026年8月12日時点の公式料金ページで確認)。使い切ったら課金するかどうかの判断になります。
無料プランから有料に切り替えるタイミングは?
「月の途中で無料枠を使い切る月が2ヶ月続いたら」が目安です。1ヶ月だけならたまたま忙しかった可能性がありますが、2ヶ月続くならそれが自分の標準的な使用量です。月間リセット型のツールは翌月まで待てば復活するので、待てるかどうかで課金の必要性を判断できます。
無料プランの始め方
どのツールもおおむね同じ手順で始められます。
- 自分の作業(チャット・資料作成・文字起こし・校正・ライティング)がどれかを決める
- 上の比較表から該当するツールの公式サイトを開き、無料プランでアカウント登録する(Gammaはクレジットカード登録不要と公式に明記されています)
- 普段の仕事の実物(実際の会議録音・実際に書いた記事など)で1回試す
- 1ヶ月使ってみて、無料枠にぶつかったら有料プランを検討する
大切なのはステップ3で「実物」を使うことです。サンプルデータでは品質の判断ができず、課金の判断も狂います。
結論
毎日の相談相手が欲しいなら、テキストチャットが無制限になったChatGPT無料版から始めるのが最有力です(2026年8月6日のOpenAI公式発表で確認)。文字起こしや校正など決まった作業が目的なら、短い録音の文字起こしが月2時間以内ならNottaの無料枠、記事1本単位の校正ならShodoの無料枠で足ります。資料作成のGammaは初回付与型なので、本命の資料を1本作って品質を確かめてから課金を判断してください。次にやることは1つ、自分の先月の作業量(会議の分数・書いた文字数)を数えて、上の表の無料枠と見比べることです。
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