会議や商談、取材の録音をAIで文字起こししたい。でも録音の中身は社外秘で、音声データを外部のクラウドにアップロードするわけにはいかない――AIボイスレコーダーを探していて、この壁に当たる人は少なくありません。
この記事では「文字起こしまでオフラインで完結できるか」だけを軸に、各製品の公式ページで確認できた事実をもとに選び方を整理します(音声の精度やアプリの使い勝手は扱いません)。結論を先に言うと、オフライン処理を公式に明記していると確認できたのは、レコーダー本体で完結するiFLYTEK VOITER SR302 Proと、PCソフトのRecText AI 2の2つです。その根拠になる公式の記載と価格を、順番に確認していきます。
「オフライン対応」の分かれ目は、文字起こしの処理場所
まず前提の整理です。ボイスレコーダーの「録音」自体は本体の中で完結します。問題はそのあとの「文字起こし」です。ここがどこで処理されるかで、音声データが手元にとどまるか、外部のサーバーに送られるかが分かれます。
PlaudやNotta Memoのように「毎月300分の無料文字起こし」といった月間の枠が設定されている機種について、当サイトは各公式ページでオフライン処理の明記を確認できていません。録音の中身を外に出せない事情があるなら、「オフラインで処理する」と公式がはっきり書いている製品だけを候補にするのが確実です。確認できたのは、次の2つの型でした。

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オフライン対応かどうかは、録音ではなく「文字起こしの処理場所」で決まります。
オフライン処理を公式に明記している2製品
公式ページに「オフライン」の記載を確認できた2製品を並べます。型がまったく違うので、価格差だけで比べないのがポイントです。
| 項目 | VOITER SR302 Pro | RecText AI 2 |
|---|---|---|
| 形態 | レコーダー本体で完結 | Windows用PCソフト |
| 価格(税込) | 39,600円 | 9,980円(ダウンロード版) |
| 課金方式 | 本体買い切り | 買い切り(回数・時間無制限) |
| オフラインの公式記載 | 「完全オフラインでリアルタイム文字起こしが可能」 | 「データはクラウドではなく、お使いのPC内に保存」 |
| 対応言語 | 日本語・英語・中国語・韓国語・ロシア語 | 日本語・英語 |
| 動作の前提 | 本体のみ(ネット接続不要) | Windows 11/10(64ビット)・メモリ8GB以上 |
VOITER SR302 Proは2026年9月24日にiFLYTEK公式サイトで、RecText AI 2は2026年9月5日〜10日にソースネクスト公式サイトで確認した情報です。
VOITER SR302 Pro:録音から文字起こしまで1台で完結
iFLYTEK(アイフライテック)のVOITER SR302 Proは、公式サイトが「完全オフラインでリアルタイム文字起こしが可能」「インターネット接続することなく利用できる」と明記しているAIライティングレコーダーです(2026年9月24日時点)。価格は39,600円(税込)。本体は重さ96gで2.0インチのタッチスクリーンを備え、ストレージは32GB(約175時間分の音声を保存)、集音距離は最大5mとされています。PCを介さず、録音した端末の中で文字がテキストになるのが最大の特徴です。
RecText AI 2:9,980円買い切りでPC内処理
ソースネクストのRecText AI 2は、Windows PCに入れて使う文字起こしソフトです。9,980円(税込・ダウンロード版)の買い切りで、月額や従量課金はなく、文字起こしの回数・時間も無制限。公式が「データはクラウドではなく、お使いのPC内に保存」と明記しています(2026年9月5日時点)。録音そのものは手持ちのICレコーダーやスマホで行い、音声ファイル(MP3/WAV/M4A)や動画(MP4/WMV)をPCに取り込んで文字起こしする使い方です。話者分離機能もあります。
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公式ページに「オフライン」の明記がある製品だけを候補にすると、迷いません。
PlaudやNotta Memoではだめなのか
だめではありません。むしろ録音の中身が機密でないなら、本体購入だけで毎月の無料文字起こし枠が付く通常機種のほうが、本体が安く手軽です。主な機種の価格と、オフライン処理の公式記載の有無を並べます。
| 機種 | 本体価格(税込) | 無料の文字起こし枠 | オフライン処理の公式明記 |
|---|---|---|---|
| Notta Memo | 25,500円 | 月300分 | 確認できず |
| Plaud Note | 27,500円 | 月300分 | 確認できず |
| オートメモS | 19,800円 | お試しプラン月1時間(サービス共通) | 確認できず |
| VOITER SR302 Pro | 39,600円 | ―(本体内で処理) | あり |
価格の確認日: Notta Memoは2026年8月6日、Plaud Noteは2026年8月3日、オートメモSは2026年8月6日、VOITER SR302 Proは2026年9月24日(各公式サイト)。「確認できず」は当サイトが各公式ページで記載を確認できなかったという意味で、仕組みの断定ではありません。
つまり判断の順番はこうです。まず「録音を社外のクラウドに出せるか」を決める。出せるなら無料枠の大きさと本体価格で通常機種から選ぶ。出せないなら、上の2製品(VOITER SR302 ProかRecText AI 2)に候補を絞る。ここが決まれば、あとは環境の問題です。
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機密でない録音なら、月300分の無料枠が付く通常機種のほうが安く手軽です。
よくある質問
RecText AI 2はMacで使えますか?
動作環境はWindows 11/10(64ビット版)で、Macは動作環境に記載がありません(2026年9月5日時点)。Macしか無い環境でオフライン完結させたい場合は、確認できた範囲ではPCを使わないVOITER SR302 Proのような本体完結型が選択肢になります。
RecText AI 2を快適に動かすPCスペックは?
公式の動作環境は、メモリ8GB以上(推奨16GB。話者分離機能を使う場合は16GB以上推奨)、CPUはCore i3(4コア以上)または同等以上(推奨Core i7以上)です(2026年9月5日時点)。文字起こしをPC内で処理する仕組み上、PCの性能が処理の快適さに直結します。
VOITER SR302 Proは何語に対応していますか?
公式サイトの表記では日本語・英語・中国語・韓国語・ロシア語の5言語です(2026年9月24日時点)。日本語と英語だけでよいならRecText AI 2でも足ります。
始め方(RecText AI 2でオフライン文字起こしを試す手順)
費用が小さいRecText AI 2側の手順です。すでに録音機材(ICレコーダーやスマホ)を持っているなら、追加の機材購入なしで始められます。
- PCがWindows 11/10(64ビット)で、メモリ8GB以上(できれば16GB)あることを確認する
- ソースネクスト公式サイトでダウンロード版(9,980円・税込)を購入してインストールする
- 手持ちの機材で録音し、音声ファイル(MP3/WAV/M4A)または動画(MP4/WMV)をPCに取り込む
- ファイルを読み込んで文字起こしを実行する(会議録なら話者分離も試す)
録音から1台で完結させたい場合は、iFLYTEK公式サイトや販売店でVOITER SR302 Pro本体を購入すれば、録音した端末内でそのまま文字起こしされます。
結論
録音データを社外に出せないなら、公式ページでオフライン処理を明記している製品から選びます。録音から文字起こしまで1台で完結させたいならVOITER SR302 Pro(39,600円・2026年9月24日時点)、費用を抑えたい・録音機材をすでに持っているならRecText AI 2(9,980円買い切り・2026年9月5日時点)です。まずは自分の環境がWindowsかどうか(MacならVOITER側)を確認するところから始めてください。
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